AdSense & SEO

【AdSense・SEO検証ログ】Webゲーム・SPAにおけるクローラー制御と審査対策の全記録

個人開発のWebゲームをGoogle AdSense審査に提出する際、直面した「robots.txtのクローラーブロック問題」や「モバイル環境でのUI崩れ」などのトラブルシューティングと対策の実録です。

1. はじめに:Webゲームサイト特有のAdSense審査ハードル

JavaScriptやCanvasを駆使したWebゲームは、一般的なブログやニュースサイトと異なり、**クローラーから見て「文字情報が極めて少ないページ」**と判定されがちです。

そのため、Google AdSense審査では「コンテンツの最小要件を満たしていない(薄いコンテンツ)」という理由で不合格になるケースが多発します。

2. 落とし穴①:`robots.txt` で `Mediapartners-Google` をブロックしていた

審査落ちの直接的な原因の一つが、`robots.txt` の設定ミスでした。

# 修正前の robots.txt (NG例)
User-agent: Mediapartners-Google
Disallow: /play.html

AdSense審査用の専用クローラー(`Mediapartners-Google`)に対してゲーム画面へのアクセスを遮断していたため、審査員やクローラーがサービス実態を評価できず「価値のないコンテンツ」判定を受けていました。

全ページアクセス可能(`Allow: /`)に修正することで、審査クローラーが正常に動的ゲーム画面や広告枠の位置を評価できるよう改善しました。

3. 落とし穴②:モバイル(iPhone SEなど)でのレイアウト崩れと誤タップ

Googleは「モバイルファーストインデックス(MFI)」を全面的に適用しています。

画面幅が狭いiPhone SE等の端末でナビゲーションヘッダーやフッターリンクが重なって表示されたり、ボタン領域が狭すぎてAdSense広告を誤タップさせてしまうようなUI配置は、審査不合格の大きな要因になります。

モバイルハンバーガーメニューの実装 (frontend/index.html)

<!-- モバイルナビゲーション切り替えコード -->
<button id="mobile-menu-btn" class="md:hidden text-gray-600 hover:text-indigo-600 focus:outline-none p-1">
    <i class="fa-solid fa-bars text-xl"></i>
</button>
<div id="mobile-menu" class="hidden md:hidden bg-white border-t border-gray-100 px-4 py-3 space-y-3 font-bold text-gray-600">
    <a href="/" class="block hover:text-indigo-600 transition-colors">ホーム</a>
    <a href="/about.html" class="block hover:text-indigo-600 transition-colors">運営者情報</a>
    <a href="/contact.html" class="block hover:text-indigo-600 transition-colors">お問い合わせ</a>
</div>

4. まとめ

WebゲームにおけるAdSense審査通過のカギは、①クローラーへの完全アクセスの許可、②テキスト解説ページの併設、③モバイル環境での厳格なレスポンスチェックの3点です。これらを徹底することで、安全かつ健全なサイト運営が可能となります。